NPO法人・日本茶インストラクター協会が認定する、日本茶インストラクターの下位資格が日本茶アドバイザーです。
日本茶アドバイザー試験の難易度と合格率について
初級資格となりますので、日本茶アドバイザー合格率は70%から80%と高いです。日本茶インストラクターの1次合格率が30%前後ですので、お茶に関する基礎知識を習得するには最適です。
認定を受けるには、通学か受験、通信講座コースの3通りから選ぶことになります。
通学コースであれば、日本茶アドバイザー養成スクールでの規定日数出席及び修了確認テスト合格により、認定という流れになります。スクールでは、講師から直接指導を受けられます。お茶の魅力をさらに高められるグループ実習などを通じて、アドバイザーとしての役目を学んでいきます。開講期間は2か月から5カ月と校舎によって異なりますが、終日5日間の日程スケジュールが組まれています。
そして日本茶インストラクター協会の推奨している受験コースです。こちらは日本茶アドバイザー通信講座受講、実技講習会受講・1日、認定試験という流れで進みます。
3つ目の通信講座コースでは、テキストを中心に茶の歴史や栽培、品質審査などを学びます。1日のみではありますが、実技講習会に必ず参加しなくてはいけませんので、自宅学習だけでは合格できません。
受験コースと内容が似ていると思われたかもしれませんが、受講する講座は日本茶インストラクターです。日本茶インストラクター講座を修了すれば、申請により日本茶アドバイザーが認定されます。上位資格を学ぶわけですから、難易度は高くなります。ただし日本茶インストラクターを目指しているのなら、優先すべき勉強方法と言えます。
どのような流れで勉強を進めていくかにもよりますが、認定までの流れはしっかりと準備されていますので、日本茶アドバイザー合格率そのものは高いです。
それでも不安な方はいらっしゃるでしょう。参考までに紹介しておくと、通信講座ならば1日1時間の勉強を2週間続ければ問題なく突破できるレベルです。
自分から進んでお茶に興味を持ち勉強を開始するのですから、その心意気をキープすることが大切です。
通学や受験、通信講座をスタートさせたら、無駄に応用を学ぼうとせず、目の前にあることだけに専念すれば不合格とはなりません。試験直前は配布された対策テキストを使えば十分です。認定試験で問われる筆記は、正誤方式のマークシートを採用していますので、基礎ができていれば誰でも合格できます。安心して試験に臨みましょう。
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