日本茶アドバイザーの試験問題の出題内容


日本茶アドバイザーの試験問題の出題内容について

正誤択一式のマークシート試験となり、出題内容は次の通りです。茶の歴史、茶業のあらまし、茶の栽培と茶の製造、茶の利用、茶の健康科学、茶の化学、茶の品質審査と鑑定、茶の淹れ方、インストラクション技術

日本茶に少なからず興味があれば、なんとなく出題内容が予測できるはずです。
お茶がどのようにして日本文化に根付いてきたのか、その過程で誕生した煎茶製法とは何か、海外輸出により進化した製茶技術とは。これは茶の歴史に該当する話ですが、1度覚えてしまえば難しくはないでしょう。
日本茶アドバイザー試験問題では、日本のお茶は江戸時代から始まった、もともと中国から茶は広まったと言われている、煎茶の製法を完成させたのは永谷三之丞だ、○か×かとなります。

永谷三之丞という名前を初めて聞く人にとっては、初級資格と言われている日本茶アドバイザーであっても、中々にややこしいと思われたかもしれません。
しかし、紐解いていくと永谷三之丞は永谷宗円のことで、その子孫が永谷園の創業者だったりします。たかが日本茶の歴史ではありますが、様々な人物や文化、時代的背景と結び付きがあるのです。

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テーマからして文化系の人間が嫌いそうな茶の化学では、お茶に含まれる成分や化学構造式などが問われます。例えば水溶性成分の茶カテキンは、お茶に15%前後含有しており、血中コレステロール上昇抑制や抗ウイルス作用があります。含有量や多彩な効果効能を試験で問われる可能性がありますので、暗記が苦手な人は重点的に学習してください。
茶の健康科学では、抗酸化作用のあるカテキンは抗アレルギー作用がない、テアニン単独の味は薄い○か×かという具合です。
その他にもカフェインや複合多糖類、ビタミンC、アミノ酪酸について問題が出題されます。

合格率が高い資格ですので、きちんと配布テキストを覚えていけば、知らない問題と遭遇することはありません。また日本茶アドバイザーの認定を受けるためには、筆記試験とは別に実技講習を受講しなければいけないのです。
養成スクールに通う人は、講師から直接指導を受けながら勉強を進めていきます。
日本茶アドバイザー試験問題において、受験者が最も毛嫌いする出題範囲が茶の淹れ方とインストラクション技術です。

しかし、実技を通じて体験談的に習得が可能となっていますので、安心してください。著作権などの都合上、日本茶アドバイザー試験問題の詳細をお伝えすることはできません。ただし、過去問題や対策テキストを使えば、日本茶アドバイザー試験問題の傾向は掴めます。1日1時間の勉強でも合格している人はいらっしゃいますので、肩の力を抜いて取り組んでください。


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